信じ続けた先の結果。
<袴田巌さん再審で「無罪判決」捜査機関の“証拠ねつ造”認定 “一家4人殺害”事件から58年>

58年前の一家4人殺害事件で死刑が確定した袴田巌さんの再審=やり直しの裁判で、静岡地裁は「無罪」判決を言い渡しました。
犯行時の着衣や取り調べ調書など「3つの証拠を捜査機関がねつ造した」と認めました。

袴田巌さんは1966年、みそ製造会社の専務一家4人を殺害したとして1980年に死刑が確定しました。
袴田さんが無実を訴える中、2014年に静岡地裁が再審開始を認め、袴田さんは48年ぶりに釈放されました。
その後、検察側が不服を申し立てたことで審理は長期化しましたが、去年、東京高裁が裁判のやり直しを認めました。

静岡地裁で開かれた再審公判には、精神状態を理由に免除された袴田さんに代わり、ひで子さんが出廷しました。

再審公判で最大の争点となったのは、事件から1年以上たってみそタンクから見つかり犯行時の着衣とされた「5点の衣類」です。
これについて、静岡地裁は「捜査機関によって血痕をつけるなどの加工がされた」と指摘。
袴田さんの実家から見つかったズボンの共布も「捜査機関によってねつ造されたもの」と認めました。

さらに、袴田さんが自白した取り調べの調書は「非人道的な取り調べによって獲得され実質的にねつ造されたもの」として袴田さんに無罪判決を言い渡しました。

…と言うお話。

以前から気に掛けてはいたんですが、14時にテレビをつけたら判決待ちのニュースが放送されていて、無罪判決に胸を撫で下ろしましたよ。

「3つの証拠を捜査機関がねつ造した」と強い言葉が出ていて印象的でした。
この長い年月で袴田さんがおかれた環境が如何に過酷だったか、この事件でどれだけの人達の人生を狂わされたのか、を汲み取って下さったのだと思っています。

何だろうな。勝ち負けじゃないのは分かってるんですが、粘り勝ち、という言葉がつい出てしまいます。
皆が皆、袴田さん信じ続けなければ成しえなかった結果だなと。

お疲れ様でした…と言いたいところだけど、まだ終わった訳じゃないんですよね。
弁護団や支持者たちは、検察に控訴しないよう求めているようだけど、果たしてどうなるか。
2024.09.26 17:00 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 時事・ニュース
ちょっとだけ違う日常。
<草薙神社龍勢花火>

今年は開催日当日が生憎の雨で。祝日である23日の開催となりました。
祝日とは言っても月曜日。お仕事がある人もいるでしょうから人は控えめかな、なんて思ってたんですが、そこそこ人は来ていましたね。

とは言え、お祭り自体はかなり縮小傾向を感じました。
ここ数日天候が思わしくなかったので、提灯付けがないのは仕方がないにしても、屋台は神社内のみとなり、花火のプログラムも13時からスタート(いつもは15時から)で、終わりは1時間早めとなりました。

車は一応通行止めにしていたみたいだけど、結構車の行き来はあったなあ。
予備日だったから、あまり強くは出れなかったのかもな。

雨になる事はなかったんですが、風は強かったかな、と。
一応喪中だもので行くのは夜だけにしたんですが、風に流されてか上手く上がらなかったものが多かったようです。
まあ、そんな日もあるよね。

  

毎年友達+αが遊びに来てくれるのですが、今年はαくんが体調不良でお留守番だそうで。
ついに親離れか?と期待したんですが、当人は行きたがっていた模様。
ここしばらくは寒暖差が激しいですからねえ。体調崩してもおかしくはないんですよね。

花火が終わって家へ戻ってからは、しばらく友達と喋り込んでいました。
老後の事とか、貯金の事とか、将来の事とか、家族の事とか、色々。
身近に同年代の知り合いがいないもので、なかなかこういう話を出来る機会がなくて。
話題を押し付けた感はありますが、やはり友達の存在はありがたいですね。
2024.09.23 22:52 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 近況・日常
台風10号もろもろ。その3。
怒涛の数日間でした…。


<まずは物置の撤去>

足元に穴が空いてるのでその場では解体出来ず、ショベルカーで引っ張って安定した場所へ動かしての解体となりました。
狭い駐車スペースにショベルカーが入ってくるのはなかなか壮観でしたねえ。

金属も切れるチェーンソーみたいなのでガリガリ短くカットして、トラックに積み込み。

業者さんは毎回の事でしょうから、手際が良いのは当然なんでしょうが…
ショベルカーで物置引っ張ったー、もう使わないからショベルカー撤収ー、
次は鉄くず入れるトラック入れー、鉄くず積めー、トラックGOー、
と一切の無駄なく作業が進んで行くのは見ていて楽しいですねえ。


<陥没した所の手入れ>

陥没した所は、まずは埋め立ての邪魔になるものの除去からスタートになりました。
物置の裏側だったので今までロクな手入れをしておらず、側に植えてあった?勝手に生えてた?植物や、放置していた木材が穴から出てくる出てくる。

綺麗になった後は、川の方から土のうで穴を埋め埋め。
後で父に聞いたんですが、土を詰めただけの普通の土のうではなく、(川の)水分を吸って固くなるようコンクリートが入っているとか。
ネットで調べたら「コンクリート土のう」がヒットしたので、多分これかなと。

その後、生コン車が来たんですが、家が狭すぎて車が入らなくて。
試行錯誤したんですが、結局生コンを別のトラックに移し、何度かに分けて穴に流す事になりました。
はしごがないと降りられない程陥没していた穴は、土のうと生コンで自力で上がれる程までかさが上がっておりました。


<番外:異臭騒ぎ>

埋め立て作業中、外から異臭がしていたんです。
足の裏の臭いというか、チーズの匂いというか。
そんな臭いが駐車スペースのそこかしこでしてたんです。

そういえば、外に置いている掃除機のゴミ用ゴミ箱からおかしな臭いがするなあと思い出して。
業者さんたちの休憩の合間に探してみたら、やはりそれが原因でした。
ちゃんと蓋をしていれば臭わないはずだったんですが…誰かが動かした時に蓋がずれてしまったようで。
ゴミ箱の上に置かれていた段ボールにも臭いが移ってしまっていました。

件のゴミ袋は縛って何枚か袋を重ね、翌日燃えるゴミの日だったので一緒に廃棄。
段ボールは古紙の回収ボックスに持っていきました。
それでもしばらくは臭いが消えませんでしたねえ…。

何でそんな臭いを放つようになったのか、未だに分かりません。
私が使うのはダイソンの掃除機で、吸えるものと言ったら埃くらいしかないんですが…。
悪臭がしたゴミ袋の中には、他で使っている掃除機用の紙パックも入っていたので、異臭の原因はそっちかもなあ…。


<最後の仕上げ>

翌日は穴に追加で砂利を埋める作業に。
この頃になると業者さん達ものんびりムードで、座ってだべってる時間の方が多かったかなと。
何度かに分けて砂利が入り、地面を均され、午前中で作業は終了。
かなりしっかりと作ってもらえました。


<おまけの話>

今回はあくまで穴をコンクリで埋めただけなので、他の場所に水が溜まると、同じような流出はあるかもしれない、という話は出てるようです。

…冷や冷やした日々でしたが、ようやく地面が埋まってホッとしております。
まだやらないといけない事が幾つかありますが、とりあえず落ち着いたかなと。

対応してくれた方々には感謝感謝ですね。ありがとうございました。
2024.09.05 20:52 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 近況・日常

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