何の為の刑期やら。
懲役〇〇年の懲役がいつからカウントされるかというと、裁判が確定した日から起算されるそうな。
減刑がされる見込みがないなら、裁判が長引けば長引く程娑婆に出てくる日が遠のくという事みたいですね。

あと当然っちゃ当然ですが、刑務所内でも法律の規定は及ぶとか。
刑務所内で犯罪を犯し裁判で有罪判決を受ければ、その分刑期は伸びるそうです。


<「俺が出るまで待っとけよ」東名あおり運転死傷事故の差し戻し控訴審でも懲役18年判決>

被告(32)は、2017年6月、神奈川県の東名高速であおり運転の末に無理やり車を止めさせ、夫(当時45)と妻(当時39)らを死傷させた危険運転致死傷の罪などに問われています。

差し戻し後の裁判で、1審の横浜地裁は、懲役18年の判決を言い渡し被告側が不服として控訴していました。

東京高裁は26日の判決で、被告の運転と被害者らが死傷した結果に因果関係が認められると判断して控訴を退け、1審の判決を支持しました。

被告は退廷する際に、裁判長に向かって「俺が出るまで待っとけよ」と発言しました。

この事故を巡っては、2018年に懲役18年の判決が言い渡されましたが、公判前整理手続きに違反があったとして、審理が差し戻されていました。

…というお話。

もう7年も経ったんですね。あっという間だ。
同乗していたお子さん達もすっかり大きくなったでしょうし、その成長を見届けられなかった被害者達が不憫でなりません。

まあ一番の被害者は、追い越し車線を走行してはねてしまったトラックの運転手だなぁとは思いましたが…。
東名高速の追い越し車線で、車が停車してるだなんて普通思わないよなぁ…。

人を2人も死なせて懲役18年はあまりにも短いですが…
危険運転致死傷罪は、「人を負傷させた者は15年以下の懲役、人を死亡させた者は1年以上の有期懲役」との事なので、これが精一杯だったのかな、と思わなくもないですねえ。

しかし、反省を促す為の懲役刑だというのに、服役する前からこんな事言ってる人が果たして反省するんだろうか?
個人の価値観を変える為に時間が必要になる事はままありますけど、この人は果たして変わるんでしょうかね…。
2024.02.26 21:06 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 時事・ニュース
珍しいお誘い。
いつもの友人+αと久々のカラオケに行ってきました。
普段は私の都合で誘う事が殆どなんですが、以前のカラオケ時に割引券を貰ったらしく、それであちらからお誘い頂きまして。

彼女からはよく貰いものをするので、たまにはこちらからと思いまして。
チョコレートの詰め合わせ+ドリップコーヒーをプレゼント。
季節的に友チョコになってしまったけど、まあいいかな。

12月に私が新型コロナに罹患した為、その直前に会っていた彼女達に移してしまったか心配していたんですが…どうやら感染はしていなかったようで、一安心。
母の友人の感染が判明してまだ家族が誰も症状を訴えていなかった頃に、「熱が出たらすぐに病院に相談してね」とは言っておいたんですがね。
その後音沙汰がなかったので、年末年始ずっと気にしていたんですよね………良かった(´;ω;`)

カラオケは、4時間くらいは歌ったのかな。
最近の曲はあまり知らないので、昔から歌っている曲をちらほら入れたりして。
「幽遊白書って”アンバランスなkissをして”くらいしか曲がないイメージなんだよね」と友人が言うものですから、エンディング曲片っ端から歌う往年のオタクっぷりを見せつけましたさ(´∀`*)ウフフ

いつも精密採点はするんですが、私の場合どの曲を歌っても表現力が振るわないんですよね。マイクを近づけても全然駄目。
音程はなんとなく合わせられるのでトータルで80点程度は取るんですが、それ以上が伸びないという…。
学生時代演劇部の顧問に「声が細い」とよく言われたもんですが、そういうのが関係してるのかな…(。ŏ﹏ŏ)

昨今コロナやインフルの流行が聞かれ、ちょっとお出かけを自制していたものですから、久々の気分転換は楽しかったです。
2024.02.11 21:17 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 近況・日常
心は水物。
漫画家の芦原妃名子さんの訃報が、波紋を広げていますね。

「思い留まって欲しかった」なんて話もありますが…。
悲しいかな、芦原さんの訃報に対する反応以上に、彼女が置かれていた「原作とドラマ化の脚本問題」に対して共感する意見が多いのもまた事実。
こんな形でなければ露呈しないような闇の深い問題なのだと、改めて痛感します。

芦原さんの今わの際の思惑は、想像するしかありませんけどね。
ただ、彼女が投じた一石が、業界の問題にどこまで切り込んでいけるのか。
せめて何らかの形で良い方向に向かっていければいいなと、願わずにはいられません。


<「海猿」原作者が苦悩を告白 主演の伊藤英明が放った失礼すぎる一言>

「海猿」「ブラックジャックによろしく」などの作品で知られる人気漫画家の佐藤秀峰氏が2日、自身のnoteを更新し実写化に至る様々な苦悩を明かした。

佐藤氏によると「ブラックジャックによろしく」は連載開始から2年経たずにテレビドラマ化され、「海猿」もその少し後に映画化。
出版社が企画を進め、詳細を聞かされない中で企画が決まっていたという。
話が進む中、内心は嫌だったが、映画化は名誉なことだという固定観念から契約書に判を押したという。
あれだけの大規模な映画「海猿」でも原作使用料は200万円だったと明かした。

《試写会に呼ばれたかどうか記憶が定かでありません。映像関係者には一人も会いませんでした。脚本? 見たことがありませんでした》

"心が壊れる"と思い、漫画と映像は全く別物と考えるようにしたという。

《映画はDVD化されてから観ました。クソ映画でした。僕が漫画で描きたかったこととはまったく違いました。》

結局「海猿」は第4弾まで大ヒットしたが、佐藤氏が一度映画の撮影現場に見学に行った際のエピソードも明かしている。

《プロデューサーが主演俳優を紹介すると言うので挨拶に行きました。撮影前だったらしく、その俳優はピリピリしていました。プロデューサーが話しかけると「原作者?しゃべんなきゃダメ!?」と吐き捨てました。嫌なヤツだと思いました》

佐藤氏は、その後テレビ局にアポなし取材を受けたり、関連本を無断で出版されたり、嫌な事が重なったため、契約更新をしなかったという。

そして映画「海猿」が消滅すると、批判が来て、「死ね」「売ってもらったクセに思い上がるな!海猿はファンのものであってお前のものじゃない!」などと中傷を受けたという。

佐藤氏は最後に
《芦原さんについて「繊細な人だったんだろうな」という感想をいくつか見かけました。多分、普通の人だったんじゃないかと想像します。普通の人が傷つくように傷つき、悩んだのだと思います。》
と思いを巡らせた。

…というお話。

個人的に、原作者はその作品の神様だと私は思ってるのです。
自分が世に送り出したもので喜ばれればもちろん嬉しいし、嫌な思いをすれば関係を断ち切る事だってある。
嫌な言い方をするならば、水物なんですよね。

だから、原作者に吐き捨てたり中傷してくる人の思考が理解出来ないんです。
原作者に敬意は払っていない時点で、少なくとも作品のファンではないでしょうし。
俳優のファンだと言うなら、他の主演作品でも見ておけばいいだけの話だし。
じゃあ、神様に文句をつけてくる人達は一体どういう立場の人達なんだろう?って思う訳です。

佐藤秀峰氏のエピソードには、色々考えさせられますねえ。
ピリピリしていて余裕がない俳優さんも、人気が出てきて図に乗ってる俳優さんもいるでしょうから。
俳優が一人転がっているだけじゃ映画が出来上がるはずもないんですけどね。
前者後者関わらず、そういうのを忘れてしまっているのかと思うと、些か哀れだなって。



闇があるから光がある。そして闇から出てきた人こそ、一番本当に光のありがたさが分かるんだ───小林 多喜二
2024.02.04 16:14 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 時事・ニュース

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