続いていく訃報。
本当に最近訃報が多いですね…。
しかし軒並み60歳代というのが引っかかる…体を壊しがちな年齢ではあるけどもなあ。


<イラストレーター・いのまたむつみさん急死>

イラストレーター・いのまたむつみさんが10日に亡くなった。18日にいのまたさんのXで妹が報告した。

Xの投稿では、イラストを添えた書面をアップ。
「いのまたむつみは2024年3月10日永眠いたしました」とつづり、
「あまりに突然の事で…描きかけのラフもあり、いまも天国で描いているでしょう。だいすきな猫たちに囲まれて、かわいい、強い瞳のキャラたちをどんどん生み出しているはずです」と思いを馳せた。

「いのまたむつみを愛して応援していただきました全ての方々に心から感謝を申しあげます。そしてこれからも変わらず愛していただける事を願いまして、ここに謹んでご通知申しあげます」と謝意を記し、
「葬儀は近親者のみで執り行いました。生前の本人の意向により、ご弔問・ご香典・ご供物・ご献花その他はご辞退申しあげます。何卒ご理解を賜りますよう宜しくお願い申しあげます」と呼びかけた。

バンダイナムコフィルムワークスは
「新世紀GPXサイバーフォーミュラ シリーズのキャラクター原案を手がけていただいた いのまたむつみ先生が 3月10日にご逝去されました 数々の作品にお力添えをいただいておりました 生前のご功績を偲び心からご冥福をお祈り申し上げます」と記した。

いのまたさんは人気ゲーム『テイルズ オブ シリーズ』のキャラクターデザインを長年にわたって担当。
アニメ『機動戦士ガンダムSEED』ではデザイン協力、小説『ドラゴンクエスト』では挿絵・イラストも担当するなど、幅広く活躍していた。

…というお話。

「風の大陸」「小説版ドラゴンクエスト」など、いのまたむつみさんが手がけたイラストは数多くあれど、個人的にがっつりお世話になったのはゲーム「テイルズオブデスティニー」でした。
女性キャラは下品ではないセクシーさがあり、男性キャラは線の細い色気を醸していて、こう雰囲気どストライクでなのです。
コングマンみたいな面白キャラも味があってよかったです。皆、腰回りが色っぽいんですよねえ。

描きかけのラフがあったそうで、本当に急だったみたいですね。
一体何があったのか…残念でなりません。
ご冥福をお祈りいたします。
2024.03.18 20:46 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 時事・ニュース
生きる者達の宿命。
日本では毒の色のイメージは「紫」らしいんですが、海外だと「緑」が多いらしいですね。

日本は農耕民族で、宗教上肉食は禁じられていた事もあって、紫=野菜の腐敗のイメージあるから、とか言われてるそうな。
日本は緑茶の文化もあるから、緑にそこまで忌避感はない、というのもありそうですね。

一方、海外では土葬が主流で、緑=肉の腐敗のイメージがあるそうな。
またパリグリーンというヒ素を含んだ顔料は、カビが生えると毒ガスを出すらしく、これで染めたドレスを着た女性はヒ素中毒になってしまったとか。
緑の発色が美しいんですけどね。呪いのドレス感がすごい…。

常に毒との戦い続けることが、生きる者達の宿命なのかもしれない。


<「絶対に触らないで」六価クロムまみれの猫が逃走 皮膚の炎症や呼吸器不全の恐れ>

広島県福山市は11日、同市柳津町の野村鍍金(めっき)福山工場に入り込んだ猫が有害物質である六価クロムの槽に落ち、そのまま逃げたと発表した。
猫に触ると皮膚がただれるなどの症状が出るとして、市は注意と情報提供を呼びかけている。

市によると、同社は金属めっきを施すため六価クロムを扱っている。
11日午前7時ごろ、出社した従業員が猫の赤褐色や黄色の足跡を発見。
防犯カメラで確認したところ、10日午後9時半ごろ工場の外に足跡を残しながら逃げていく猫が映っていたという。
猫が六価クロムの槽に落ち、はい上がって逃げたとみている。

強酸性の六価クロムは黄色や赤褐色をしており、漬かった猫も同様の色をしているとみられる。
既に死んでいる可能性もあるが、触ると皮膚や粘膜の炎症や、呼吸器系の異常につながる恐れがある。

市環境保全課は「異常の見られる猫を発見したら絶対触らず、市か警察に連絡してほしい。万が一触ったら、大量の水で洗い流して」と呼びかけている。

…というお話。

タイトルを見ていたら、「汚染された実験動物が脱走したのか?」と勘違いしてしまいました。
どうやら、迷い猫が工場の劇物が入った槽に落ちてしまったようですね。

そんな触れたらやばいものがある場所に猫が入ってきてしまうのはどうなんだ?、とは思いますが…
工場系の建物内に動物が入ってきてしまう事はままあるから、完全に防ぐのは難しいのかもしれない。

Wikipediaによると、
六価クロムは皮膚や粘膜に付着した状態を放置すると、皮膚炎や腫瘍の原因になる。
汚染された井戸水を飲むと、嘔吐を引き起こす。
DNAの損傷作用を持つため発癌性を有し、多量に肺に吸入すれば呼吸機能を阻害し、長期的には肺癌に繋がる。
消化器系にも影響するとされ、長期間の摂取は肝臓障害・貧血・大腸癌・胃癌などの原因になりうる。
となっている。
においについての情報は見つけられなかったけど、猫が入ってきてしまうくらいだから刺激臭はないのかもな。

槽に落ちてがっつり浸かったのなら、もう生きてはいないだろうな…。
人間の不始末で命を落とすのは可哀想だけど、そこも含めて迷い猫の宿命だろうからな。
2024.03.11 20:41 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 時事・ニュース
立て続けの訃報。
偶然とは言え、馴染みのある著名人の訃報が続きますね。これが年を取る、という事なのかな…。


<“ちびまる子”などで知られる声優・TARAKOさん死去63歳 3月公開の映画でも声優を担当>

アニメ『ちびまる子ちゃん』のまる子役などで知られる、声優のTARAKO(たらこ)さんが亡くなったことがわかりました。63歳でした。

TARAKOさんは、1990年から放送が始まったテレビアニメ『ちびまる子ちゃん』の主人公・まる子の声を担当。
ほかにも、様々なキャラクターの声を務めてきたほか、多くのテレビ番組やCMのナレーションを担当してきました。

最近まで精力的に活動を続け、3月に公開される、漫画家・浅野いにおさん原作のアニメ映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(前章:3 月 22 日、後章:4 月 19 日公開)に、声優として参加することも発表されていました。

別記事によると、病名は伏されているものの長らく闘病生活は続けられていたとか。
亡くなる2週間前には車椅子に座る姿も見られたそうです。

…というお話。

アニメ『ちびまる子ちゃん』の舞台に比較的近い事もあり、TARAKOさんのお声は結構身近な存在なのです。
ちびまる子ちゃんランドはあるし、電車に乗ればTARAKOさんの車内アナウンスはあるし。
耳馴染みが良過ぎて、TARAKOさん=清水の人、くらいのイメージといっても過言じゃないんですよね。

お声しか聞く機会がなかったので、声優を頑張って続けられているなあと思ってはいましたが…
最近は、「クーリエ「みんなの介護」」のCMによく耳が向くなあ、とちょっと感じていました。
ああいうCMは出演する方々は、それに身近な方じゃないと説得力がないですからね。
TARAKOさんも、介護が必要な環境なのかな…と気にはなってたんですが、そういう事だったんですね。

訃報が流れた途端、何だかCMでもお声を聞かなくなったなって気がして。
あの陽気なお声は、もう聴けなくなるんだな、と思うと悲しいですね。

しかし、63歳か…若いですね…。
ご冥福をお祈りいたします。どうぞ安らかに。
2024.03.09 15:45 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 時事・ニュース

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