紅榴ノ踊リ場

車内に閉じ込められて熱中症で苦しんでいる子がいたとして、それに気づいて助けてあげられる人が果たしてどれだけいるのかな。
ニュースを見て「何故周りは助けないんだ」と憤る人は、いざその立場に立った時に助けてあげられる人ばかりなんだろうか？

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＜車内で姉妹死亡　前日夜から2人を放置か…26歳の母親を逮捕＞
3日午後、高松市の路上に止めた車の後部座席で6歳と3歳の姉妹が熱中症の疑いで死亡しました。
警察は、26歳の母親が2人を前日の夜から車内に放置して死なせたとして、保護責任者遺棄致死の疑いで4日午前、逮捕しました。母親は黙秘しています。
警察は、防犯カメラの映像や聞き込みなどから母親が2日夜から3日未明にかけて、市内の飲食店数軒にいたことを特定し、4日午前9時前に逮捕しました。
車にエンジンや鍵がかかっていたかどうかは今後捜査するとしています。
という話。

当初は、車内にはエアコンがかかっていただとか、母親がほんの少し買い物に出かけただけだとか、そういう話だったと思いましたが…フタを開けたらこの有様だったようで。
母親は無職、父親の影がちらりとも見えない辺り、お察しなのだろうか。
子供は親を選べませんからねえ。お子様達のご冥福をお祈りします。

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＜「圧が凄い」Wikipedia、最新の「寄付のお願い」が話題＞
2001年に開設され、現在では英語版や日本語版など250を超える言語で展開するウィキぺディアは、非営利団体のウィキメディア財団が運営しており、誰もが無料で利用することができる。
また中立的な情報を提供するというポリシーから、広告を掲載せず、寄付によって運営資金を賄っていることで知られる。
オンライン百科事典「Wikipedia（ウィキペディア）」の日本語版に表示されるようになった「寄付募集バナー」が話題になっている。
そんな「寄付のお願い」だが、2020年9月ごろから「寄付圧が以前より強い」などとして再び話題となっている。
という話。

何か調べ物をしていると高確率でWikipediaがヒットするので、よくお世話になってます。
けど、寄付はした事ないんですよね。基本現金主義なのでクレジットカード持ってないし。
なので最近の圧はひしひしと感じております。検索結果の上部に寄付のお願いが出て、スクロールすると下にも表示される徹底ぶりには恐れ入ります。

Ｔポイントは貯めているので、Yahoo!ネット募金みたいなポイントで寄付が出来るとありがたいのだけど。
Wikipediaは全世界に発信しているでしょうから、そういうのは駄目なんだろうなあ。

この時期、無性に感傷的になってしまう自分がいます。
まだまだ暑いですけど、秋ってそういうところあるよね。

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＜ショパン―200年の肖像＞
かねてより気になっていた静岡市美術館へ行ってきました。
…ショパンはそこまで詳しい訳ではないのですけど。だから気になっていた、と言い訳はしておきたい。

色んな人が描いたショパンの肖像画から始まり、ショパンの周囲の人達や、ショパンに影響を受けた人の紹介もあって。ショパンの曲が日本に伝わった経緯とかもありました。
ショパンの手の像なんかもありました。やはり作曲家ともなると手が大きいですねえ。
ショパン国際ピアノコンクールというものは知ってましたけど、構成を全てショパンの曲で考えたり作品の重複は駄目だったりと勉強になる所もありました。
個人的には当時の宮殿や街並みの絵画が目を惹いたかな。どんな生活環境だったのかは気になっていたので。

平日でそこまで混んではいませんでしたけど、今回の一番目玉な、「門外不出のショパンの自筆譜」のスペースは、多くの人が足を止めて見ておりました。

印象的だったのは、故・中村紘子さんの言葉の紹介で「バッハが上手に弾けてもショパンが苦手なピアニストはたくさんいます。でも、逆はいない」というフレーズでした。
何だろう。門外漢だけど、何となく分かるような気がしました。

帰りに公式図録を買って帰りました。
美術館では眺めるだけしかできなかった自筆の書簡も、こちらでは翻訳も一緒に書かれているので安心です。
…人に宛てた手紙を大衆に見られるってどんな気分だろう…？

＜行方不明の子ども３９人を発見　米ジョージア州＞
米連邦保安局はこのほど、米南部ジョージア州で、３歳から１７歳の行方不明の子ども３９人を見つけ出した。
連邦保安局の行方不明の子どもの捜索に当たるチームが、同保安局の逃亡犯の捜索に当たるチームや全米行方不明・被搾取児童センター（ＮＣＭＥＣ）、州や地元の当局と連携して捜査を行った。
捜査に関連して９人が逮捕された。性的な目的のための人身売買や親による子どもの誘拐、薬物や銃器の所持などに関連した罪に問われている。
救出された子どもの一部は性的な目的のための人身売買や児童労働搾取、性的虐待などの被害者とみられている。他の子どもたちも法執行機関の要請で居場所が特定され、危険な状態にないことが確認された。
という話。

こういった事は世界各地であるんだろうな。人の多い所では尚の事ありそう。
保護された子供たちは無事平和な生活を送れるんだろうか…。
”親による子どもの誘拐”ってのもあるし、親の側だからって安全とは言い切れないのが辛い…。

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＜逮捕の少年は15歳中学生　少年院を2日前に仮退院　福岡商業施設殺人＞
福岡市中央区の大型商業施設で女性が刺殺された事件で、福岡県警は31日、現場で包丁を持っていたとして銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された少年の身元が、住居不定の中学生（15）と判明したと発表した。
少年が西日本にある少年院を仮退院した2日後に今回の事件で逮捕されていたことも捜査関係者らへの取材で判明。
少年は26日に仮退院して福岡県内の更生保護施設に移ったが、翌日失踪し、行方不明者届が出されていた。
逮捕直前、女児（6）に馬乗りになって包丁を突きつけた際、少年に飛びかかって女児を助けたのは、非番で買い物に来ていた福岡市消防局の30代の男性職員だった。
という話。

幼い頃から児童福祉施設で暮らしていたらしく、施設内での暴力がたびたび問題となっていたそうで。
更生保護施設に「戻りたくない」という趣旨の供述をしていたとか。

出自からして色々考えさせられる所はあるけれど。こういう子ってどうやって扱ったらいいんだろうって思いますねえ。
どこへ連れていったらいいんだろう？何をさせたら満足なんだろう？って。
更生すらままならない子供たちに、真っ当に生きていく手段があるんだろうか。

たまたま女子トイレにいた女性が不憫でならないですね。
６歳の女の子は無事だったとは言え怖かったでしょうね…。トラウマになっていないといいけれど…。