今の自分を形作るもの。
毎年梅シロップや梅酢を作っているのですが、今年は天候不順もあって梅が高くて。
ちょっとでも安くならないかな?と様子を見ていたら、気付けばどこのスーパーでも売られなくなってしまいました…。
一応、梅シロップ用に3kg程は確保出来たんですが、これを姉家族にも送ってやりたいですし…自分で飲む用は殆どないだろうなあ。


<遠藤章氏死去、コレステロール下げる「スタチン」発見>

血液中のコレステロール値を下げる物質「スタチン」を発見した遠藤章(Akira Endo)氏が5日、死去した。90歳。
学生時代に遠藤氏に師事した研究者、蓮見惠司(Keiji Hasumi)氏が11日、明らかにした。

コレステロール値を下げるスタチンは、心臓発作や脳梗塞を予防する効果があり、世界で最も多く処方される薬剤の一つ。

蓮見氏は、遠藤氏によるスタチンの発見について、ペニシリンの発見と同等の価値と影響があったとAFPに語った。

米医療機関ジョン・ホプキンス・メディスン(Johns Hopkins Medicine)によると、2億人以上がスタチンを服用している。複数の研究では、スタチンの市場規模は2023年に150億ドル(約2兆3600億円)に達しており、今後も成長を続けるとみられている。

…と言うお話。

私はLDLコレステロールの値が基準値よりも高いんですよね。
肥満でもないので生まれつきの体質だろう、と言われていて、毎日スタチン系を服用しています。
おかげさまで、今は基準値内に留まっております。

まあ、服用するまでに何か不調があった、という訳ではないんですがね。
あくまで、心臓発作や脳梗塞の発生確率を減らすもの、と聞いていますし。
運転中なんかにいきなり不調が来て、周りを巻き込んだ事故を起こしてしまう…なんて不測の事態をある程度防げると思えば、そこまで悪いものではないのかな、と。

今回の訃報を知るまで、遠藤氏の事は知らなかったんですが、この方のおかげで今の自分があるんだな…と思うと何だか感慨深いですね…。

ご冥福をお祈りいたします。
2024.06.13 20:22 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 時事・ニュース
声に深みが出せてからが本番。
年を取ったせいか、若いきゃぴきゃぴ声よりも、円熟味帯びたしっとりした声にときめくんですよね。男女関係なく。
声のお仕事をされている方々は、むしろそこからが本番なんじゃないかくらいに思っています。


<<増山江威子さん>肺炎のため死去 「ルパン三世」峰不二子、バカボンのママ役など>

人気アニメ「ルパン三世」の峰不二子役などを務めた声優の増山江威子さんが5月20日、肺炎のため死去した。89歳。葬儀は近親者のみで既に執り行われた。

東京都出身、4月22日生まれ。
2010年のテレビスペシャル「ルパン三世 the Last Job」(日本テレビ)まで務めた峰不二子役のほか、キューティーハニーなどキュートでセクシーなキャラクターや、バカボンのママ、伊予の局(一休さん)といった包容力のある女性の声で人気を博した。
TAAF2017アニメ功労部門の顕彰者に選ばれたほか、第15回声優アワードで功労賞を受賞している。

…と言うお話。

私の世代で増山江威子さんというと、峰不二子やキューティーハニーなんですよね。
あのセクシー且つ深みのある大人の女性な感じは、昨今の女性声優では見られない良さがあったものです。
2009年の『ルパン三世VS名探偵コナン』で不二子ちゃんを演じられた時には、「まだまだ現役…いやむしろ成熟してる…!?」と感動したものです。

2010年頃より声優業から離れていたようですが、書籍を出すなどして別方面で頑張っておられた様子。
今までが喉を酷使するお仕事でしたから、肺炎は辛かったでしょうね…。
ご冥福をお祈りいたします。どうぞ安らかに。
2024.06.03 20:36 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 時事・ニュース
齟齬とは、相談とは。
言葉のチョイスって難しいよね。


<「セクシー田中さん」問題 芦原さん側との間に「ドラマ化の条件めぐり齟齬があった」日本テレビが調査報告書公表し石沢顕社長が謝罪>

人気漫画「セクシー田中さん」の作者・芦原妃名子さんが亡くなったことを受け、日本テレビがドラマ化の条件について芦原さん側との間に認識の齟齬があったとする調査報告書を公表しました。

日本テレビの石沢顕社長は、「ドラマの制作関係者や視聴者の皆様にお詫び申し上げます」と謝罪しました。

この問題は、日本テレビが去年10月から放送したドラマ「セクシー田中さん」をめぐり、原作者の芦原妃名子さんが制作過程での脚本をめぐるトラブルを明かし、その後、亡くなったものです。

日本テレビは、きょう、外部の有識者とともに行った調査の結果を公表しました。

報告書では、原作の変更の許容範囲について芦原さんと小学館の原作側と日本テレビ側との意見が一致しないこともあり、芦原さんから「キャラを破綻させるような安易な改変は作家を傷つけます」などの厳しい指摘があったと明らかにしました。

芦原さんはブログで「ドラマ化するなら『必ず漫画に忠実に』」などを条件としていたと綴っていましたが、この条件があったかについては日本テレビと小学館との間に認識の齟齬があったとしました。

また、このドラマの制作期間は初回放送までおよそ6か月でしたが、結果からみると、この期間では足りていなかった可能性があると結論づけました。

一方で、ドラマの内容自体は芦原さんの意向を取り入れたものであったと思われるとしました。

今後のドラマ制作にあたっては、
▼原作側が映像化についてイメージできるよう演出などが書かれた「相談書」を作成すること、
▼原作者との認識の齟齬をなくすため直接の面談を要請し意見を聞くよう試みること、
▼トラブルを極力回避するため原作者や脚本家との間で可能な限り早期に契約書を締結すること
などを提言しました。

日本テレビの石沢顕社長は、「ドラマの制作関係者や視聴者の皆様を不安な気持ちにさせてしまったことについてお詫び申し上げます」「指摘された課題についてテレビドラマに関わる全ての方がより安心して制作に臨めるよう責任を持って取り組んで参ります」と述べました。

…というお話。

言いたい事は分かるんだけど、文章で見ると残念感ばかりが伝わってきてしまうのは何ででしょうねえ…。
原作者のスタンスに差はあれど、芦原妃名子さんに関してはかなり厳格に釘を刺していたみたいですし。
芦原妃名子さんがこれ見ていたらどう思うんだろうな…ってつい考えてしまいますね。

あと「相談書」ってものが字面的に何だかな、って思ってしまうんですよね。
「相談」という言葉に悪い意味はないにしても、原作者は相談レベルでしかドラマに口出せない、と聞こえてしまうというか。

これで、原作者とドラマ制作側とでどれだけ齟齬が解消されるのか。
「何も成長していない………」なんて言われない事を祈るのみ、でしょうかね。
2024.05.31 20:41 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 時事・ニュース

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